100年に1度のアクシデント/スフィアリーグ第4節

2006年 5月13日(土)  100年に1度のアクシデント/スフィアリーグ第4節


昨日は仕事中も、4失点の光景がフラッシュバックしてきたりして、
どうしようもなかった。
ガッタスファンは、大量失点に免疫がないのだ。ショックは想像以上に大きかった・・・・。


そんな悲痛な当日はもうなにがなんだか分からないままただ唖然としていた。
それでも「ここでくじけちゃいかん!」と精一杯応援の声は出した。


表彰式でのよっすぃのコメント、開口一番、


「悔しいです!」


しばらく間をおいて、


「でも、もっと悔しい思いをしているのは応援に来て下さった皆さん」


コメントにも成長の後がうかがえる、そんな優しい心遣いに敗戦で生じた心の傷が癒えた気がした。
よっすぃ、ありがとう。


さて、反則と言っていいほどの傭兵を擁して、大量点で優勝をもぎ取ったチードリさんには、
勘違いしないようにしてほしい。ドリームを持ち上げる人も多いようだが、あえて私は自分の考えを貫く。
あなたたちのやっているのは、ひと頃の傭兵を二人も有していたファンタジスタと同じ。


だからこの日の結果は、大いなるアクシデント。
100年に1回あるかどうかのアクシデント。


次の大会では目に物を言わせてやりましょう。舞い上がるんじゃない。


そんな気持ちを抱きながら、今日のこの日はドリームの大騒ぎで一日が終わってしまうのか、
と暗澹たる気分でいたのだが、幸か不幸か・・・・予想もしなかった紺ちゃん卒業のセレモニーがあって、
ファンも大いに盛り上がり、敗戦の悲しさを無理やりにでも忘れ去ることが出来た。


まさかこの日が紺ちゃんスフィアリーグラストになるなんて、誰も思っていなかったから、
これまた呆然としたのも確かだが、まさに悔しい敗戦を忘れるチャンスとばかりに、
ファンも思いっきり、紺野コールで会場を埋め尽くした。


「失って初めて分かる価値」と言うのがまさにこんこんなのか、と最近つくづく感じる。
こんこんの存在と言うのは、人が意識しないうちにその人を癒していたんだなぁ、と思う。
気づかないけどなくてはならない存在・・・・・。
インタビューに答える、こんこんの、可愛らしい顔を眺めながら、
「今までそんなことにも気がつかなくて本当にごめん」と心の中で謝っている自分がいた。


ガッタス面々は退場の途中、最後に再びコートのゴール付近に出てきて、
花束を持ったこんこんを円陣を組んで取り囲み、
掛け声とともに、一斉にジャンプ、真ん中にいるこんこんもジャンプ!!
そして客席のファンも大声援!!


そうさ!主役はいつもガッタスなんだ!!


敗戦は悔しかったけど、最後の最後で気持ちが癒された一日ではなかったか。


そんなこんこんに改めて、「ありがとう」と言いたい。
そしてこれからは、どうか学業の道をきわめて下さい。
応援しています!!