娘。コン03秋、04秋DVDを見てみる

forever-mm2008-12-29

暇なんで昔のライブDVDをまったりと鑑賞した。


今の娘。が何故最高なのか、その原因をどうしても究明したい!
と言う切なる願いが無駄とも思える時間を作り出した。


なぜか記憶にあまり残っていない03年秋と04年秋の二つを見た。


■03年秋(参戦数11回)


03年秋は例の「15人」が特徴だ。ツアータイトルにもなっている。
(15人でNON STOP!)


やっぱり人が多過ぎて混沌としている・・・・・・・。せっかくの舞台も台無しだ。
(当時は見る方もそういう思いを意識的に抑えていたのだろう)
衣装が今と比べてイマイチの感もある。


よっすぃは巨大化のピークをやや越した時点のようだがまだちょっと苦しい。


なんと!ドラマの役柄と同い年の17歳!の愛ちゃんはちょっとふっくら??の感じ。
今みたいに画面にあまり映らないので評価のしようがないとは隔世の感だ・・・・・。


れいながまだ田舎娘だ。
さゆは顔が緊張していてアップアップしてる。
亀はカンペ読むみたいにオドオドしてる。


なっちの「真のリーダー」ぶり(いわゆる煽り役ね)は健在で頼もしい。


ああ!これこれ!と思い出したことももちろんある。


「リリモニ」・・・・・・・wwww(オープニングからいきなり)
新曲披露で、グレーのつなぎに赤白青黄色の4色分け。
新垣WAVE・・・・・
6期二人の教育コーナー・・・・・


まだ過去の「作られたネタコーナー」を引きずっている時代だ。


ということで、
思い出すのはMCとかそんなコーナーばかりで、歌っている場面は全然思い出さないんだな・・・・
おまけに、途中の娘。以外のコーナーは早送りだ。


これがこのときのライブの質の評価なんだと思う。


そして、リリモニとか、シャッフル的なユニットとか、
そういうものの儚さと無意味さを痛切に感じさせる。


私たちは、これからいろんなものに出会うと思うが、
本当にかけがえのないものとしてずっと生き残っていくものと、
単なる商業主義でご都合主義的に作り上げられたものとを峻別する確かな目が必要だと言うことを、
痛切に感じさせるライブ映像だった。


これからは心して臨もう。



■04年秋・・・・。(参戦数14回/当時の恥ずかしい日記も参考とする・・・・・・・・・・・wwwww)


1年前とは、またやや趣が異なる。


すなわち、脱皮直前、進化の一歩手前の時代だ。


大黒柱のなっちと、そして娘。を「国民的アイドル」に押し上げた功労者である「辻加護」と言う、
大きな3人を失った直後の、これから一体どうなるのだろう!!とファンを心配させた娘。12人だ。


実際、DVD収録の日曜夜以外は横アリのスタンド席はガラガラ(閉鎖)で、寂しいばかりだった・・・・・
それが日曜夜に、「今までのように」キラキラとサイリウムで埋め尽くされた、会場を見上げて、
涙したものだった・・・・・・・。


  2004年10月 3日(日) こんなことで喜んでいてはいけないのだろうけど、でもやっぱり嬉しい!
  http://homepage2.nifty.com/forever-mm/diary04q4.htm#20041003


そんな、ある意味危機に瀕していた娘。であるが、
でも逆にそのことが、意外な初々しさをかもし出している。
誰一人としてこの時点では「エース」ではないというこの事実。
スタート時点で一斉にヨーイドン!


だから一人ひとりが意外に平等に、誰一人クローズアップされることなく歌い踊っている。


旧世代の矢口、飯田の二人にとっては荷が思い。
梨華ちゃんは卒業が来年に迫っていて、かなり気負いがない。
5期は、依然として、成長が遅い。
6期はその無限の可能性を秘めながらも、まだ芽吹いていない。
ソロ出身のみきてぃもまた然りだ。


そんな娘。は、まるで、地球上で生命が生まれる前の、
アミノ酸がぐつぐつと混ざり合っているような、爆発的な進化直前の状態のように思われたのだ。


その意味で、1年前の03年の時よりはるかに魅力的だ。


すでに、メンバー別の色分けがこのとき成されていた。
「来年からは、個と個の戦いをおおっぴらにやるからね!」と言う事務所の通告だったのかもしれない。


あの田舎臭かったれいなが、1年たって、ほっそりとして、今のアニメのような可愛らしさと、
田舎娘のほのぼのさを両方有しているような不思議な魅力に満ち溢れている。


私がれいなに惚れこみ始めたのは、おとめ組ツアーからだったが、
(例の、「ネコマネ」でノックアウト・・・・)
過去の日記を手繰ると、この時点で「推しの一人」に昇格しているではないか!!!!


  2004年 9月 6日(月) モーニング娘。 IN 福岡サンパレス(9月5日)
  http://homepage2.nifty.com/forever-mm/diary04q3.htm#20040906


そして、これ以降、梨華ちゃんや古株矢口の脱退を経て、
娘。は05年以降急速に進化を遂げていくのだ!!!


そういう意味で記念碑的な位置づけにある04年秋である。


さて、次回はいつを振り返ってみようか・・・・・・。
(私の好きな2002年秋はDVDになってないんですよね〜)