高橋愛ちゃん、一押し宣言!!(週末の名古屋レインボーホール)

やりました・・・・・・・・・・・。ついに愛ちゃんから・・・・・・・レスもらいました・・・・・


事件は名古屋のアリーナ席で起こった。
昼公演でアリーナ西側の後方に鎮座していた私は、アンコール直後、南西に位置するサブステージに
MCのために愛ちゃんとみきてぃが現れ、他のメンバーがMCをしている間
周りのお客さんに手を振ったりしている現場を遠くから確認していたのである。


私の脳は即座に回転した!!
実は、夜はあのサブステージの真下なんだよな・・・・・・。


心は決まった。
昼公演終了後、即座に私は高橋愛ちゃんのソロうちわを買うべく、
一目散にグッズ売り場に駆け込んだのである。何年かぶりに購入したソロうちわ、
大事な大事なそのうちわをしげしげと眺めながら、心に念を押した。
「チャンスは一度・・・・・。アンコール直後だ・・・・・・。心せよ・・・・・」


夜公演が始まった。時は静静と流れていく。
うちわはまだバッグの中にあった。
作戦実行前にも、時々愛ちゃんも花道にやってくる。
しかし、歌とダンスの真っ最中に個別のお客さんに長時間反応する余裕はないようだ。
まだ例のものを取り出すのは早い・・・・・。


アンコールが近づく。なぜだか、私の胸の鼓動が速くなる・・・・。
こんな経験は初めてだ。まるで、好きな女の子をデートに誘ったり、
待ち伏せしたり(w、告白したりする瞬間が迫ってきているようなドキドキ感だ・・・・・・。


そして運命のアンコールが始まった。
私は思い切って、うちわをバッグから取り出した。
なぜだか、みきてぃのうちわも一緒に出てきたのは、ここでは言わない 約束にしよう・・・・(笑)


客電がともった!!
出てくるのか、本当に、あそこから!
大阪の真逆と言うパターンは夜も昼と同じだった。
必ず、愛ちゃんとみきてぃがあそこから現れるはずだ!


そしてついに、いとしい二人の姫が、
黄色と青の鮮やかなセーラールックに身を包んで現れたのだっ!
私の胸の鼓動は最高潮に達した。


メンバーのMCが始まった。愛ちゃんの順番はまだだ。
しかし彼女は持ち前のやさしさと気配りで、当然のように周辺のお客さんをちらちら見始めたっ!
私は、センターステージ寄りの通路に位置するみきてぃにも、そっと注意を注ぐ。
私は二兎を追っていたのだ。できれば、美貴様にも微笑んでもらいたいのだった。
人間とは欲望の塊であることをこの瞬間自らの行動をもって思い知った。
しかし・・・・・・、どうやらミキ帝は見込みがなさそうだ・・・・・。
そう、例のごとく「視線が遠い」のだ。
心は決まった。一本のうちわを静かに席に置いた。
そして、残ったうちわを静静と胸の前に差し出して、愛ちゃんに向けてゆらゆらと振った。
私は、非常にマナーの良いヲタなので決してうちわを頭上に掲げることはしないのだ。
だからそのしぐさは愛ちゃんには大変奥ゆかしいものに映ったはずだ。


気づいてくれるのか?いや、絶対に気づいてくれるはずだ。
メンバーのソロうちわを掲げているファンなんてそうそうはいないものだ。
そして、私は知っている。ソロうちわを差し出してくれることが、
意外とメンバーは嬉しいものだということを・・・・・。


しばしの時間がたった。しかしそれはそんなに長くはなかった。
うちわをゆらゆらさせてすぐに、愛ちゃんがこちらに気づいてくれた!
そしてにこっとして、手を振ってくれたのだ!グハッグハッ・・・・


ついにその瞬間が訪れたのだ。夢にまで見た瞬間だ。
愛ちゃんがすぐ近くのお客さんに何の気後れもせずに一生懸命反応してくれることを、
私はずっとずっと昔から知っていた。その姿を遠くの席から羨望のまなざしで見つめていた。
いつかいつか、私も愛ちゃんからレスをもらうんだ。
他のメンバーはあまり期待できない。「視線が近い」のは愛ちゃん含めた数名だ。
その思いが今ついに実現したのだ。


相変わらず奥ゆかしい私はうちわを少し大きめにゆらゆらさせて、片方の手を振っていた。
愛ちゃんはこちらが大変奥ゆかしいのに少し当惑したのか、
愛ちゃんも大変おとなしく、手を振ってくれた。お互いの心は通じ合ったのだ・・・・・。
今、ここに私と愛ちゃんは結ばれたのである・・・・(誤爆)。
そして、愛ちゃんは今まさに新しい愛ちゃん一押しファンを自らの手で獲得したのだ・・・・・。


実はこの話は・・・・・・多少の作り話を含んでいる。
愛ちゃんの表情は100%良くは見えなかったのだ・・・・。
愛ちゃんの後方に太陽のように降り注ぐライトがあって、まるで日食状態だったのだ。
でも、それはまるで愛ちゃんを、後光が降り注ぐ神様に仕立て上げていた。
私は、その神様から慈悲にあふれた微笑を授けてもらったのだ。
私は、神様高橋愛の申し子となった。
これからの人生、愛ちゃんに尽くしていくことになるであろう、しもべとして・・・・・。


愛ちゃんと私の新しい人生が今始まる。