■娘。の可能性と素質を見込んでの、今回の舞台への起用
パンフレットによると、今回の舞台は演出家の末満さんの方から持ち込まれた企画だとのこと。
しかし末満さん自身、「まさか、アイドルにこの企画が通るとは思ってもみなかった」そうである。
ではなぜ、末満さんが娘。にこの舞台を持ちかけたかと言うと、
末満さん自身が、有難いことに、過去の娘。の舞台を何度か見て下さっていて、
暖かいファンに囲まれた、いわば身内の舞台だけでなく、外に出しても十分通用するような舞台を、
娘。にやってもらいたいと思ったからとのことである。
娘。の無限の可能性と素地を認めてくれたからこその動機であり、
これは本当にありがたいことだ。
それゆえ、今回の舞台は、きっと「身内の客がほとんどだから」と言うような甘えは一切排除されて、
きびしい制作の過程を経ているのだろうと思う。
私自身は、舞台の通ではないので、今回の舞台が、外に出して通用するものなのかどうか判別はできないが、
舞台の空気が、いつもの舞台と明らかに異なるのは分かる。
しいて言えば、梨華ちゃんが大奮闘した名作「何日君再来」の空気とすごく似ているのだ。
だから、演出家末満さんの意図したものに仕上がってることと信じたい。
「再殺」という、ある意味異常な仮想に成り立った話自体は、最後まで違和感をぬぐえないと思うが、
この舞台が用意された背景と言うものには、敬意を表して、
これからの舞台を見ていきたい。
今日は双眼鏡を持参して、あゆみんの表情をしっかり確認した。
いい演技してるわ。
特に人間に皮肉を言う時の不敵な笑い。
恋人に向ける優しい眼差し。
そして二人で生きて行こうと決意を表明する時の芯の強さ。
もともと、凛とした顔立ちだからこういう演技が冴えるのかな。
えりぽんも多分この役をできたと思うけど、
あゆみんは台詞の抑揚とか、長短とかがめちゃくちゃ上手なんで、
選ばれたんだろうなと思う。
まじで役者向き！！！（でも、ずっと歌って踊っね！）
■れいなの膝の痣
ラストシーン、舞台の端から端まで、上から下まで使っての、
詠子（れいな）と渋さん（我聞さん）の格闘が、
れいなの膝の痣の原因だと分かった。
れいな渾身の演技である。そんなれいなを誉めそやしたい。
今回、各メンが、ニアデスハピネスの笑いを披露するけど、れいなの笑いが絶品だ。
頭一歩も二歩も抜きん出ている･････って、10年選手だから当たり前か（笑）
今回、序盤の我聞さんとのやりとりは、やや飽きが来るかもしれないけど、
中盤のより深刻なやり取りは、ググッと胸に迫るものがある。
そして、迫真のラストシーン･････
切ないなぁ･････
れいにゃああああああああああああああああああああああああああああああああ
■ダンスと歌
今回の舞台の見どころのひとつは、歌とダンス。
ステーシー化した悲しみと、どこにも振り向けようのない憤りをダンスと歌で表現している。
曲については、ロック調あり、バラード調あり。
つんくが用意するようなポップなものではないので、最後まで耳になじむかどうかは分からないが、
一方のダンスは、複雑な動きの中に統一感があって、見惚れるばかりだ。
娘。楽曲の振付以上の激しさと情感を伴っている。
蛇足だが、序盤でステーシーズに扮した910期メンが、再殺隊の殺戮に会う場面でも、
りほりほとあゆみんだけは、無意識的なダンスが入ってるように思える（笑）
■ゾンビ姿をメンバー熱演
前半、れいな以外はほとんど台詞がなく、ゾンビとしての体とうめき声だけでの演技・表現だ。
ステーシー化したゾンビの動きを、見事な表現力でメンバー各人が魅せてくれる。
その努力の賜物に脱帽である。
■台詞の少なさ
れいな、りほりほ、くどぅ、あゆみんは、「4人の主役」みたいに、惚れ惚れする台詞があるのだが、
その他のメンバーは、ここ一番と言う少ない場面で勝負するしかない（笑）
えりぽんは、後半の、ステーシー化する前の療養所での、先生とのコメディタッチのやり取りが絶品。
こういうのやらせると上手いなぁ。
その他のメンバーは、みんなで各々同じセリフを言うような場面がほとんどだった。
ちなみに、昨日台詞がないと書いた、はるなんとまぁちゃんもしっかり台詞があった。
ごめんなさい。
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270 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2012/06/07(木) 21:02:49.41 i
まーちゃんのセリフは3つだった
ニアデスハピネス！
ステーシー化しちゃったの！
もう1個は忘れた(8文字ぐらい)
271 名前：名無し募集中。。。 投稿日：2012/06/07(木) 21:03:29.38 0
>>270
新曲よりも多いな
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飯窪ちゃんもふくちゃんも台詞があった、ごめんなさい。
ふくちゃんは、隊長の妹として、再殺される場面を舞台の高いところで演じていて、
そのあまりにも切ない表情が素晴らしかったです（もともとそう言う顔だけどw）。
■二日目まとめ
序盤の殺戮場面は、昨日で免疫がかなりできて大丈夫になってきた。
ただし、メンバー扮するステーシーが、再殺隊の一人に、個別にナイフとかで刺されるのは、
相変わらず見るに忍びない･･････
あと、3回、その特異な世界に浸ろう！
そして、明日は、あらすじを長々と書いてみよう（笑）
