真田十勇士初日 ガキさんお見事!(ネタバレあり)

forever-mm2011-12-02

ガキさんの出番が想像以上に多かった〜。
なにしろ、最後に死んだ真田幸村の身代わりとなるくらいですからね(^^


舞台の内容はともかく、殺陣に次ぐ殺陣の一本槍。
あの大人数で、すごい細かいところまで振付が決まっているんであろう殺陣を、
よくあそこまでできるもんですね。
とにかく、効果音「フッ!」「パシン!」にすべて合わせなければいけないんですものね。
そんな基本的なとこに感心しました(笑)


ただ、殺陣が最大の魅力だとする、あと一息、殺陣そのものを技術的に頑張ってほしかった感じはするかな。
主役の佐助(稲葉友)の動きは良かったかな。
一番強い服部半蔵(吉田友一)がややもっさりした動きだった気もするが、
背も高いし、こんな味付けなのかもしれない。


その点、ガキさんの殺陣は良かった〜♪
小気味良くて、キレのある動きは、あのライブでのキレキレのオーバーアクションに通じるものがあります(^^
当然ひいき目です(^^
体が小さいことでそう見えたところもあるんでしょう。


そんなガキさんの役どころは、前半は幸村に仕える村娘役。
女性らしいまろやかな雰囲気が、紅一点として場を温かく包んでました。
声もきれいでよく通るんで、聞き心地がいい。


十勇士にごはんを用意する役割で、佐助とごはんがある、ないのやり取りのところが、
可愛くてGOOD。


でも、猿飛佐助と幼馴染であるが故、剣の腕前は一級品。
次から次へと、やってくる十勇士を村娘の姿のまま飄々となぎ倒してしまいます(^^
なぎ倒した後にしまった!と言う表情ですぐさまおしとやかに・・・・・(^^


前半の衣装は黄色ベースの着物。
前髪を垂らしてるんで余計幼く見えますが、でもしっかり者の雰囲気もかもし出してます。
この衣装は、中盤、家康に捕えられるところまで続きます。
着物ベースで殺陣もやっちゃいます(確か・・・・・)


後半、十勇士の一人「人造人間」である六郎が死んだ(爆発したw)あと、
雪乃は、カッケー忍者衣装を身にまとい、幸村と十勇士と一緒に家康との戦いに加わります。
雪乃が希望する十勇士の一人にはしてもらえなかったけど、縦横無尽の大活劇のヒロインです。


戦いの中、仲間が死ぬたびに、天に向かって咆哮する雪乃。


大迫力です。


そしてラスト、生き残った数人の十勇士と家康を仕留めたかに見えたが果たしてその結末は?


単純なストーリーのミュージカルと同様、
これはそういうもんなんだと言う視点で、心を広くして楽しむことが大事ですね。


2回目の現場参戦、楽しみにしてます。