昼公演の出来事。
第2幕終盤で、シンデレラと王子が再会し抱きしめあい、舞台を歩み去る直前、
垣さんふんする王子が、愛ちゃんシンデレラの頭を優しく「なでなで」しました。
雷の直撃を受けたような衝撃が自分の体に走りました。
その瞬間の二人の幸せそうな顔。
演技を超えて、役柄に完全に没入している二人。
愛ガキ二人の演技の素晴らしさと、シンデレラと王子の幸福。
この二つに対する異なった感動が交じり合い、
いつの間にか私の頬には一滴の涙が流れていました。
まさかシンデレラで泣くとは思わんかった・・・・・・・・・・・。
愛ちゃん、垣さん、大黒柱二人の名演に、ありがとう!!
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さて、シンデレラ無事千秋楽を迎え、有終の美を飾りました。
主役の愛ちゃん、そして見事な王子役をこなした垣さん、
二人の脇を固めた亀ちゃん、れいな、さゆ、愛佳、小春、ジュンジュン、リンリン、みんな良くやりましたね。
そして、娘。のお父さんでいて下さった箙さん、
王子をやさしく見守って下さった光さん、
愛ちゃんを、そして娘。みんなを実母のごとく包んで下さった麻路さん、
亀ちゃん、れいな、二人の娘。をまるで本当の子供のように慈しんで下さったみれさん、
そして、縁の下の力持ちをこなしてくださった宝塚OGの方々
(特に印象の深かった、大洋さんや光海さん)、
皆さんが娘。たちを支えて頂いたとともに、宝塚自体の素敵な舞台も披露して頂いて、
一粒で2度おいしい、そんな贅沢な舞台を味わわせて頂いて感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、二つの異なる才能の結集で、
本当に素敵な、「クラッシク」の世界に私たちを誘ってくれたことに、
娘。と宝塚陣の皆さんに、それぞれお礼を言いたい気持ちでいっぱい。
そんな自分ですが、しばらくはシンデレラの余韻に浸っていたいと思います。
(多分、音源実況とかで・・・・・・・・・w)
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一つ二つ言い残したことがあるので、ちょこっとだけメモしておきます。
■れいな
可愛い可愛いとしか書いてなかったことに、ちょこっと罪悪感が・・・・・・。
歌の安定感や芯の太さはやはりれいなならではの心強さでした。
同じように歌で魅力のある亀ちゃんとの二人のデュエットは本当に毎回楽しみでした。
両手や両足を使った振り付けも交えて渾身のパフォーマンスを毎回楽しみにして、
そして堪能してました。
演技の面は、素に近いからと言うことで、特に役作りはしていないとの事でしたね。
後半は、アドリブを自分自身でも楽しんでいるようでした。
こういうミュージカルとかになると、れいなの存在感や役割、位置づけってのは、
いつもヲタの間ではネタにされるのですが、正直自分自身も、結構消化不良な面があります。
れいなにはどんな才能があるのかなぁ。
まだまだ奥に隠された、すごいものが眠っていると思います。
いつかそんなチャンスを獲得して私たちの前に披露してください。
いや、れいなはれいな、れいな以外にはありえない。
だからモーニング娘。のれいなでいいのだ!と言うのも一つの考え方。
ファンとしてはちょっとどういう立場に立てばいいのかな、と迷ってしまうなぁ。
■愛ガキの演技
二人には、どちらかと言うと、「歌」の面ばかりに注目していて、
演技への注目が、ちょっと二の次になっていた感がありました。
その点がやや心残りです。
でも、この週末はかなり重点的に注目していました(双眼鏡かなり駆使しましたけど・・・・・・)
それで、冒頭に書いたような名場面にも遭遇することが出来ました。ありがとう。
愛ちゃんがトークショーで語っていた、「そのときの気持ちに素直にしたがって演技をする」、
たとえば、継母に命令されて動く時の表情が、しゅんとしていたり、何よっ!て感じで平然としていたり、
といろいろ変わっているとのレポを終盤で見知って、そんな点にも着目してなかった自分に、
哀れさと焦りを感じてしまいました。
でも、くるくる変わったり、微妙に変わりゆく表情を見て、愛ちゃんの演技もしっかりと味わわせてもらいました。
そして、垣さんの見事な男役の演技も、しっかりと受け止めることが出来たと思います。
さて、次はDVDの発売を心待ちにしつつ、しばらくは思い出を宝物にして過ごしていきたいですね。