モーニング娘。シンデレラ追記

forever-mm2008-08-10

書き残していたこと、後から感じたこと


■フィナーレ


リボンの時は、「モーニング娘。の曲を完全に宝塚風に」ということで、
最初の違和感が半端じゃなく、「なんでオリジナルじゃないんだ!」
と皆さんが叫んでいたのに、後半は、「これもイイね」(^^
みたいになって来てました(実際味わいがあってよかった)


今回のフィナーレも、そういう演出を予想(期待?)して準備万端態勢を整えていたら、
なんと、あっけなく、カラオケで、普通の娘。のライブ・・・・に一瞬、肩透かしを食らいました。
どんな演出でやってくるのかな、と結構期待があったので。


でも、C\Cを娘。が演じることの新鮮さ、
そして、本番では、可愛らしく、はかなげな少女達を演じている彼女達の、
「本職」に戻った時の驚異的な変貌ぶりの、そのギャップのすごさ!!
これは演出としてすごい・・・・・・・・・・
(だからこそ、「シャボン玉」とか、ちょっと強面風の楽曲が選ばれたと理解している)


愛ちゃんは、あの可憐でか弱い少女から一転、色気むんむんの姉御へ超!!!変身・・・・・
れいなは、とっても可愛い(本当はいじめ役なのだが)端役(汗)から、一転、グループのエースに変身・・・・・
だらだらなポーシャ姫の亀ちゃんが、一転、狂気の域に達したかと思えるほどの圧倒的なパフォーマンス・・・・・


この舞台を見に来て、モーニング娘。がどういうグループか知らなかった人たち、
先入観を持っていた人たちに、まさに、百聞は一見に如かず、で、我らが娘。のすごさを証明する、
またとない機会になったことでしょう。


宝塚OGが自らのフィールドでフィナーレを飾るなら、我らが娘。も自らの最良の環境で、
と言うことですね。


だから、最初愛ちゃんのナレーションで「明るくなるまで立たないで」と釘は刺されてますが、
それ以外の禁止事項はありません。
娘。が娘。としての最高のステージを完成させるために、
我々ヲタが声援や合いの手を入れないで、一体どうしろと言うのでしょうか。



■名曲


リボンの時も、その楽曲の素晴らしさを見事に堪能しました。
今回は最初の印象こそ弱かったものの、じわじわとその魅力に取り付かれ始めて来ています。
リボンの時は割りとメロディがキャッチーで、ある意味歌謡曲的な親しみ安さ。
そして今回はこれと違って、オリジナルのミュージカル楽曲としての奥の深さかな。


まず1回目の公演で、耳に残った歌は、「愛しているから」。
これはまさにメインの曲で聞けば聞くほど胸にしみてくる。
歌い手を変えて、ハモリを変えて、いろんな脚色で楽しませてくれる。


これに加えて、
「秘密の場所」(最初シンデレラが自分の一人でいる芭蕉で歌う歌)、
「五分前」(シンデレラと王子が初めて出会った時にずっと前から知っていたかのようと二人で歌う歌)、


とか・・・・・・・・・。


同じ楽曲をいろいろ少し異なった風にアレンジしてるので、基本は少ないと思うのですが、
ちょっと今はどれがどうと、把握しきれてません。


これらの素晴らしい歌を聴くためだけでも、そして、モーニング娘。のフィナーレだけを見に行くだけでも、
足を運ぶ価値はありますね。



■華やかな舞台


まずはこれ見て下さい。


Julie Andrews - Cinderella
http://jp.youtube.com/watch?v=7W1GSXfkaWs


ジュリーアンドリュースが演じたオリジナル(?)。
音楽も脚本もほとんど一緒なんですわ。


要するに今回のミュはまさにモーニング娘。を主演に抜擢した、
オリジナルを忠実に再現した本格的なミュの再演。
これだけでもすごいことですよね。


それにモーニング娘。が主役で頑張ってるんですから。


実はリボンの時、全体的に暗いな、とか、もっと出演者がいて王家の場面とか、
盛り上げてくれればよかったのにな、とか思っていたんです。


それが今回は、宝塚OGの多数の出演で本当に華やかな舞台になりました。
やっぱり、ミュージカル、楽しいですよ。



■本日の私的ポイント


カーテンコールで、ポーシャとジョイの感想あり。


从*´ ヮ`)<本人はジョイみたいな性格と違うけん!!!
客<エエエエエエエエェェェェェェェェ???????????
从;` ヮ´;)ノ<ライブの時はいいけど今日は止めといて〜


と一般観客を意識したれいなの可愛い反応でした(^^