娘。コンファイナル in SSA & よっすぃ卒業 Part2

2007年 5月 8日(火) 娘。コンファイナル in SSA & よっすぃ卒業 Part2


【ファイナル雑感】


言うまでもないが、娘。と言う箱は当然大きなステージと会場でよりいっそう映える。
ファイナル公演の娘。達ももちろんそうだった。
あまりにも人数の多すぎるハロコンとはまた違うすばらしい風景。
実力、人気No.1のグループが、まさにその存在を光らせるかのごとく、
脚光を浴びてステージにそびえたつ。


昼は米粒くらいにしか見えない席だったけど、見る方の気持ちは高ぶり、わくわくする。楽しい。
久しぶり、1年ぶりの高揚だ。武道館ではだめ。やはりアリーナでないとだめだ。
天井が昨年と違って上がっているのも気持ちがいい(昼は客が400、500レベルに入っていなくても)


さらに、昔と異なり、センターステージと花道が用意され、多少は近くに来てくれる。
何よりも、大観衆に囲まれた舞台で、9人の姿が一際浮き彫りになり、輝く、
そんな瞬間を目にすることがとにかく美しくて、楽しくて、幻想的で、感動的だ。
(昔の娘。もこういう舞台を用意してほしかった)


さて、隣の客は二人連れでそれぞれ推しのTシャツを着ていたが、
トレイン決行後、
「スゲェ、スゲェ!!みんなこっち向いてやって来るんだもん。スゲェ!」を連発していたw
大観衆を収容できる場であるからこそ、そんなホールコン巡りもしていない、純な客もたくさんいる。


昼に200レベルでトレインを決行できたのは、案外すごいことだったのかもしれない。


気になる愛ちゃん。♪さんの前と言う定位置は変わらないものの、ダンスが激しくなっている。
右足は依然としてかばったまま、ジャンプ、屈伸は厳禁だ。
底の浅いブーツのため、普段以上に子供に見える(笑)
怪我する前のパフォーマンスをDVDマガジンに入れてくれとアンケートに書いてみるかな・・・


そして夜公演。


なんと会場の400、500レベルにまで客が入っているではないか。なんと言う久しぶりの光景だろうか。
昔はこれがスタジアムモードで達成していたのだからすごすぎるけど。


自分は厳かな儀式と、
側面からのパフォーマンス(これがまたなかなかいい)を堪能するためファミリー席。
ただファミリー席では、ツアーのファイナルで、トレインができないのは本当に心残り。
もう一枚のチケットw(Eブロック・・・・)で、アンコール時にアリーナへ移動しようかとも思ったが、
それもしんどい。(よっすぃのコメントもあり、暗転時間も短くなった)


しかし幸運なことに、ファミリー席の最上方部分がなぜだか空席になっており、
いわゆる逆ドリをアンコール時にすることに決意した。


その付近には、同じように逆ドリしたのか、数人のヲタがまばらに踊っており、
トレインの時、こいつらと集合できるかな、とひそかな期待を抱いて、青空に突入したのだが、
美貴様トレイン指令が発令されるや否や、いっせいにヲタが一つの列に集結、
それを見てラッキー!と思った私も、一気に列に参加、
無事に最後のライブをトレインで締めくくれたのでした。


本当に幸せな時間でした。


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【よっすぃ卒業式】


「泣かない」宣言どおり、メンバーの贈る言葉にも、いちいちチャチャを入れて、
まこっちゃんの卒業式に次ぐ楽しい卒業式w


卒業も恒例になり、「I miss you」的な感傷的なコメントが少なくなってきている、との指摘も。
そうかもしれませんね。


垣さんは後世に残るであろう名文句を残すし、
れいなはれいなでよっすぃの顔を見たら泣くからと、腕で視線をさえぎるお茶目さ全開、
愛ちゃんは相変わらずのぐだぐだで客席を平和な雰囲気にするし、
そんな楽しい雰囲気が続いたせいもあるのか、美貴ちゃんは結局泣きませんでしたね。


最初ガッタスのリーダーとしてのコメントに舌足らずさを感じて、
大丈夫かいな、と正直不満もあったよっすぃですが、


いつの間にか、本当にきちんとした受け答えや、芯の通ったコメントが出来るようになり、
「地位が人を育てる」の正しさをこの卒業式であらためて実感したわけです。


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【ツアー全般の雑感】


今ツアーは、中盤にバラードが連続したりして正直中だるみ的なところもあったけど、
アルバムセクシー8ビートと最新シングルが名曲揃いで、しかも振り付けが超楽しい。


シャニムニの楽しいダンス、BEポジティブのお茶目なダンス、
悲しみトワイライトのカッコイイダンス。
これからのライブでこれらの曲に再びお目にかかれるかどうかは分からないけど、
ライブDVDなんかでは到底感じえない、生の空気を今ツアーを通じて十二分に堪能できて、
良かったと思います。
(本当はまだまだ体感し足りないのだけど)


終盤の名曲メドレーも実に楽しかった。名曲はやっぱり色あせない。


そんな意味で考えると、結構メリハリも効いたセットリストだったんだなとあらためて感心する。


話は変わって、運命の美貴様のトレイン指令は座間二日目から。
多分、美貴様の独断だと思うが、今ツアーの最大の見所、楽しみどころ、そして話題となった。
客席のヲタを眺めるのが大好きな観察眼のある美貴様が、
一部の有志がトレインをやっているのを見て、
これは会場全員にやらせようと思ったのに違いない。


「さぁ、みんなで右向いて〜」に次ぐ一言が本当に絶妙であった。「怖くな〜い」
そこまで客の気持ちを見抜いているのかと・・・・・・・・。
ホント、美貴様、ありがとう。


そんな美貴様のバラード曲、
なぜだか昼公演ではぺちゃくちゃおしゃべりする奴が多かったが、
夜は毎回しんとして聞き入っていることが多い。


もちろん偶然もあるだろうが、昼は冷やかし客・物見遊山が多く、
夜は真剣なヲタが多い、と言うのはある面で事実なような気がする。
そして、開場がしんと静まり返った中での彼女の歌声はやはり心に染み渡るものがあった。


ライブは生もの。自分だけの視点で楽しむことの素晴らしさ。
もう最近はDVDには期待してないし、春ツアーは永遠の眠りについたと考えよう。
自分の記憶の中を除いて。