なっちコン・大阪(5/4)

2007年 5月 4日(金) なっちコン・大阪(5/4)


噂の生バンド編成、ギター、ドラム、ベース、キーボード、加えてホーンセクション、バイオリン、と
なんともまぁ豪華な布陣。音の広がりはもう十分に満足のいくものでした。


そしてそれ以上にすばらしかったのはなっちの歌声。
奥行きのある、ふくよかな、伸びのある、そしてとても安定した歌声の、その広がりのすばらしいこと。


インパクトやメロディアスさを多少犠牲にしつつも、しっとりとした落ち着いた趣があり、
聞けば聞くほど味わいの出てくる最新アルバムの楽曲群と相互作用し、
とてもここがハロコンとは思えない風景をかもし出していました。
(客が男ばかりなのと時折入るアイドル向け合いの手を除けば)


自分もいろいろと他の女性歌手のライブには行った事があるので、これはもう確信をもって言える。
「アイドル」という先入観が拭い去られ、世間を席巻するようなヒット曲があれば、
ハローという枠組みを超えた存在になれるのになぁ、と。


今ツアーは今日の昼限りの参戦なんですが、なっちのライブには昨年の例もあるようにはずれがない。
スタッフも力が入っているなあ、というのも実感したことのひとつ。
これも根強いファンの力なのかなとも感じました。


自分自身は特になっち推しというわけではないけど、
娘。という箱を相変わらず第一番に応援しつづけつつ、
こうやってお世話になった卒業生の活躍もしっかりと応援していかなきゃ、と改めて痛感した一日。


そんな自分はGW前にはごっちんの舞台も行ってます。
こちらも新宿で行われた前回のシニアグラフィティの悲惨な出来(というか明らかな手抜き)に比べれば、
遥かに手のこんだ仕上がり具合に大変満足しました。


ソロライブ、そして劇中歌では、ソロ活動を開始した時期の、迷走する前のごっちん
躍動と輝きを感じました。


9月に決まっているライブがどんな方向を目指すのかわかりませんが、
少し期待を持って参戦してみたいと思います。