裕ちゃんディナーショー楽宴さんへのレポ(7/14)

2006年 7月15日(土)  裕ちゃんディナーショー楽宴さんへのレポ(7/14)


7月14日公演


初めてとなる単独のディナーショー。
あれ?まだだったの?と言う感覚が、逆にやっと来た!との期待を高める。


裕ちゃん自身も緊張感で昨夜は眠れなかったとのこと。
クーラーが故障していることも大きかったらしいけど(笑)


とにかく、本当にお客さんの顔を一人ひとりじっくりと見つめながら唄うところはさすが姐さん!でした。


まずは髪型と衣装


ヘアスタイルは、髪の毛をアップにして頭の上にお団子を作り、
耳をはっきり出す、私が最高に好きな髪型(^^
ドレスは、肩と背中が大いに露出するブルー・グリーン系のロングドレス
着替えがないので、この衣装でポラを取れたのが、とにかく嬉しい
ポラはすごく密着してくれました(^^


セットリストは下記の通り(と思われます)


ラクション (ジャズ風が心地良い)
サンキュ(Dream comes true)(巡回)
(MC)
東京発最終
(モノローグ1)
悲しみがとまらない(杏里)
(モノローグ2)
見上げてごらん夜の星を坂本九
(モノローグ3)
ワインレッドの心(安全地帯)
(モノローグ4)
シルエットロマンス(大橋純子
(MC、バンドメンバー紹介)
君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。(中原めいこ
恋におちたら?(Crystal Key?)
(MC)
A MEMORY OF SUMMER '98(「サマーナイトタウン」のC/W)


FCツアーや、ソロライブ、バス旅行や誕生日ライブなどで持ち歌は意外と頻繁にに披露している、
と言うこともあるかもしれない。
今回はMONOLOGUESも含め、カバー曲中心で、新たな挑戦と言うスタイルだ。


と言いつつ、自分自身は今回のディナーショーのタイトルが「SONGS & MONOLOGUES」
だったのを、机上に置かれたアンケート用紙を眺めてあらためて思い出す始末。


「MONOLOGUESの感想はいかがでしたか?」とある


一瞬戸惑う・・・・・あれ?MONOLOGUESっていつもの愉快なMCとちゃうの???


しかし、このMONOLOGUESが本当に良かった。
まず第一に、裕ちゃんの声がいい。
テレビ番組のナレーションでも独特の世界を作り上げる裕ちゃんの美声。
彼女の声を聞くだけで、それはもう天にも上る気分なのだ。


それでもって、テーマは「私の恋愛遍歴」
裕ちゃんの仮想過去の恋物語を、日記風・物語風に語ってくれる。
しみじみとしたその世界にずんずんと引き込まれていくのだ。
想像以上にMONOLOGUESは素晴らしかった。


そんなモノローグは4つ。彼氏は4人。
それぞれにタイトルがついていたのですがメモを忘れました。
内容についても、記憶力が悪いので
(と言うより聞いたそばから変換して記憶する癖があるので)、


★★一応私が勝手に脳内で変換して脚色したものです★★


ので悪しからず。あくまで参考に。こんな感じのもの、と言うことです。


1.業界関係者


タレントである私の彼はこともあろうに業界関係者。
デートの時は身を隠すため私はいつもサングラス。
私の視界は、いつも梅雨の空のようにどんよりとした曇り空。
そんな恋も彼の二股発覚で終わりを告げる。
涙に溢れる私が、梅雨明けの日にサングラスをはずして見たものとは・・・・・・・


2.報道カメラマン


忙しい報道カメラマンの彼。
ある日彼のふるさと信州に蛍を見に行こうと約束をするが、
案の定事件発生で当日になって約束が反故に。がっかりする私。
しかし、その夜突然彼が公衆電話からコール。
部屋の窓を開けて私が見た物とは・・・・・


3.仲のいい友達(これ、ちょっとよく覚えていません・・・・・理由は・・・・・後述の酔っ払いのせい)


いつも仲のいい友達の彼。同性の友人が彼のことを好きだと告白。
彼に対する本当の気持ちに気づく私。恋に不器用な私がとった行動とは・・・・・・


4.一般人?


アイドルとしてデビューの決まった私は付き合っていた彼と別れることに。
「これからは一ファンとして君の事を応援していくよ」と彼は最後のメッセージを残す。
未練を断ち切って初舞台に立とうとした私がそこで見た物とは・・・・・・・・


ノローグ一つ一つの後に、セットリストにあるようにしみじみとした歌が流れます。
ノローグの内容と調和した楽曲と、持ち前の歌の上手さと独特の美声が、
カバーを感じさせない、中澤裕子の世界に私たちを導いてくれます。
私的には、「見上げてごらん夜の星を」の感動は筆舌につくし難い。


MONOLOGUESのコーナーが終わった後は、一転、乗りのりのナンバー、
「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」
これ歌いたかったそうです。
いや〜楽しかったですね。こういう、アクセントと言うか、ライブ構成が裕ちゃんのステージの魅力。


そして最後は、懐かしい曲で締め。98年の初ライブ以来???


バンド編成は、ウッドベースにドラム、キーボードと、非常に厚みのある音を演出してくれる
最高の構成でした。ウッドベースは、裕ちゃんのたっての願いで導入が決まったとのこと。
全般的に、最近のディナーショーのバンド編成はよくなりつつあります。


MCとしては他に、妹さんに二人目のお子さんが出来た話。「年下やのに、人生の先輩」だそうです。
私も絶対に幸せになる、と妙に強く語ってましたが、なんだか私には当てがあるように受け取れてちょっと「不安」です(笑)
客席の反応も歓迎するのか、拒否するのかどっちつかずのため、
「なんや!どっちか、はっきりしいや」と喝が入りました。


あと、最後に舞台のPR。「舞台絶対見に来てや!強制やで!!」


歌はしばらくお休み、とのコメント。
でも、今年後半に何らかの良いニュースを届けられるかもしれない、との嬉しいお言葉が。
ニューアルバムか何かでしょうか、それともお決まりのクリスマスツアーか!!


大満足のショーを本当にありがとう、裕ちゃん。



P.S. 念のため・・・・・・・・・・


詳しくは書きませんが、客席最前に座る一人の酔っ払いが、ショーの前半不自然な手拍子やツッコミを入れる。
事務所の人の注意で事なきを得ましたが、何事もなく終わってくれ〜、と前半は緊張しっぱなしでした。
今後、舞台を壊しそうな人がいたら同じテーブルの人はやんわりと注意を促してください。
「見上げてごらん・・・・」で両手を大きく頭上に振り上げたくなる気持ちは分かりますが(笑)、
くれぐれもお酒は飲み過ぎないようにネ


それよりも最後に言っておきたいのは、ショーが終わった時、
この事件のことをさっぱり忘れていたくらい、感動的なステージだったと言うことです。