こんこん、まこっちゃん卒業発表

2006年 4月29日(土)  こんこん、まこっちゃん卒業発表


寂しいですねぇ・・・・・。


今年はひょっとしたら卒業がないかもしれない、と淡い期待をしていたのですが。
やっぱり、モーニング娘。って言うのは、永遠に変化し続けていくものであり、
その点にこそ存在意義があるのだと言うことをあらためて思い知らされました。


それにしても、過去の卒業発表で受けたような衝撃とか、憤りとか、
そんな感覚と全く異質なこの脱力感。
たくさんの人がそんな異様な感覚を受けているのではないだろうか。


つまり、従来の予定路線をはずした卒業、
「今度卒業があるとしたらこういう形になるだろう」と言う憶測がそのまま現実化した恐ろしさ。
行き着くところは、モーニング娘。解体への大きな流れが加速した、と言う終末感なんだなぁ・・・・・。


この知らせを聞いて、私には「解雇論」なんて論外、極端に言えば、
「二人は娘。に見切りをつけた」としか思えなかった。
もちろん、自分自身のグループの中での相対的な位置づけの問題もあったかもしれない。
本人たちのとってはやるべきことは出来たし、新しいことをやってみたい、
と言うのも案外本心なのだろう。


だから、もちろん見切りをつけた、なんて表現は言い過ぎですが、
「今度生まれ変わったらモーニング娘。になりたいか」と言う質問に対する答えの背景とは
共通したものがあるんじゃないかと感じるのです。


その点、芸能界しか生きていく道がなくて、その世界に見苦しくしがみついている、
一部の格好悪い人たちに比べれば、遥かに爽やかですけどね。


やめて新しいことを始めるには絶好の機会(ぎりぎりの時間)、と言う意見にも、
さもありなん、と考えてしまう。


こんな大英断を自らの判断で下してしまうなんて、
やはり娘。は究極の素人集団だったんだとあらためて感じてしまいます。


二人が特に推しであったわけではないけど、
いろんなキャラクターの寄せ集め、が楽しかったモーニング娘。の中でも、
特に際立って色の濃い二人が抜けてしまうのは、本当に寂しい限り。


ライブでの声援は一番と言っていいくらい大きかったこんこんは、
まだタレントとしての復帰に含みを持たせたコメントになっていますが、
まこっちゃんの今後については、いかんとも判断しかねますねぇ・・・・・・。


何の邪念もなしに、最後まで春ツアーを楽しませてほしかった、と恨めしい気もしますが、
発表がこのタイミングなのは、モーニング娘。単独コンがこれで最後となる二人を応援してあげてください、
と言うことなのかもしれません。


二人には何の励ましも、お礼の言葉もきちんと出来ませんが、
残る公演で精一杯応援します!


さいたま満員にしようぜっ!!