スピリッツオブガッタス、読みました

2005年 12月14日(水)  スピリッツオブガッタス、読みました


まず大会毎の集合写真が爽やかで胸を打ちます。
素の自分を出して喜ぶ姿のすがすがしさ。


さて、いろいろとツッコミどころ満載なのですが、
私自身が一番気になるのが、娘。の活動との比較。


あえて語弊を覚悟で言うなら、娘。活動はプロの仕事、フットサルは遊び。


もちろん遊びが客を楽しませ、カネになるのですからそれは結果的には仕事かもしれない。


しかし彼女達に「仕事」と言う意識は薄いし、
それが本当の意味での「仕事」になったら、
彼女達の興味が維持されるかどうかの保証はない。


本人達が楽しみでやっていることが、ファンの楽しみにもなる(=ビジネスになる)、
と言うこの絶妙なバランス、可能な限り維持していって欲しいと思います。

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上記と関連してもう一つの観点は、ガッタスと比べて述べられる娘。の様子。


・ライブが終わったら一人一人ホテルの部屋に閉じこもって出てこない
・娘。活動はガッタスのように自分自身をありのままにさらけ出すことがない
・娘。ではアイドルとして自分を作っている
・娘。は個人個人が主役でその集合体、ガッタスは文字通りの一致団結が必要


等々(裏返しての言い換えになっています)。


私自身は、これらのコメントを聞いて、娘。の活動は本当の「プロフェッショナル」
なんだと、ある意味感心しました。
プロとしての仕事なんだから、精神も疲弊してしまうくらいやって欲しい。
仕事が終わった後、もみんなで集まってがやがやなんて、
昼間にエネルギー使ってないよね、なんて思って、好意的に理解しています。
アイドルとして自分を作るのも当たり前のこと。仕事って本来厳しいものだから。


でも一方で、多少はガッタスのような何でも言いたいことを言い合える関係を
娘。の中でも構築できれば、もっともっといい成果物がステージなどでも見せられるように
なるんじゃないかと言う気もする。
もちろん先輩後輩の関係や経験の差などが壁になっているのは理解できるが。


話はまとまりませんが、本業としての娘。の活動、私はガッタス以上に期待しています。

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それにしても、このインタビューは本当に絶好のタイミングでなされたような気がします。
もう少し早かったら、合宿で得られた一体感と相互理解も未形成でしたでしょう。
依然として活動に対する後ろ向きな気持ちを抱いているメンバーもいたかもしれない。


もう少し後なら、次に来るべき壁にぶち当っているときかもしれない。
(進歩の頭打ちとか、仕事の色彩が強くなってきたことへの精神面の辛さとか)


インタビュー的には、藤本っちゃんが読み応えがある。
1を聞けば10答える彼女の賢さ。
何事にもはっきりとした態度で臨む、個性的な自分自身を容赦なくさらけ出すコメント。


(それでも、娘。に入ってかなり自分を抑えているらしい。
自分を抑えない美貴ちゃんが娘。に革命を起こすことも期待されたはずだったのだが、
もしそうだったら彼女を好きにならなかったかもしれないし)


全然英語を話そうとしない娘DOKYU!の美貴ちゃんを見ても思ったが、
この子と付き合うのは難しいだろうな、扱うのは難しいだろうな・・・・・。


でも、タレントになったからこそ、そんな彼女も私たちを一ファンとして大事に扱ってくれる、
嬉しいじゃありませんか。


さて、そんな美貴ちゃんの写真集の特集目当てにフラッシュ買ったら、
明日のフットサル向けに、選手名鑑が・・・・・いよいよ気分が盛り上がってきましたね。
初めて休み取らずに早退で参戦します。


それと美貴ちゃんの写真集も期待できそうで楽しみです。