災い転じて福となす

やぐっちゃんがいなくなったということが今でも信じられないが、時は無常にも過ぎていく。


ハロモニ。ではすでに、7期候補が5人に絞られ、この中からなんと3〜4人当選するとつんくが予言・・・・・。


やぐっちゃんの脱退など、あっという間に過去の出来事になってしまうのだろう。
その現実に戦慄さえ感じる・・・・・。


私は、やぐっちゃん脱退で、精神的な柱を失った今後のモーニング娘。に、
大いなる不安を感じてしまったわけだが、実は今の自分は180度変わってしまっている。


むしろ、モーニング娘。再生が早まったのかもしれないとさえ思うのだ。


ラブマ世代の喪失。それは過去の栄光の呪縛から解き放たれることだ。


怖い先輩の顔色をうかがうようなところもあった5〜6期が、
自分達と同類にさえ思える?吉澤先輩のもと、各人が次々と呪縛から解き放たれ、
のびのびと個性を発揮させ始める、そんな牧歌的な風景を描いてしまうのだ。


こんな意見も目にした。


「身の丈に合った 国民的アイドル時代と相対比較せずに、普通の女の子グループとして頑張ればいい。」


2chだって捨てたものじゃないぞ!
ある意味後ろ向きな意見かも知れないけど、一方で的を得ている。


「国民的アイドルグループ」という称号に酔いしれ、ある時は誇りとさえした、
私達ファン自身が、あまりにもその事実を引きずり過ぎていたのではないか。


ファン自身が変われば、モーニング娘。は、まったく別のグループとして、
国民的アイドルグループではなくなるけれど、相変わらず中身だけは、
モーニング娘。のスピリットを引き継いだまま、しかも超高級品でい続けてくれるのではないか。


そんな期待で今私の胸は弾んでいるのである。


相次ぐ卒業で古いファンは離れていくというけど、本当にそうだろうか?
モーニング娘。という箱が好きな人もいる。
ASAYANオーディションから応援している自分も、モーニング娘。という箱だけを愛していると非難されるかもしれない。
でもその非難を甘んじて受け入れる。


だって、私の好きなのは、今も昔も「モーニング娘。」なんだから