モーニング娘。名古屋コン(4/9)

久しぶりに名古屋へ遠征。日帰りはさすがにつらい・・・・。
さて、娘。名古屋公演、戸田の1回以来でしたが、やっぱり内容は濃い。
十二分満足感に浸れたおかげで、恒例の(本当の目的の?)新幹線での酒がうまいことうまいこと!


アルバムからの曲を網羅してくれているのがやはり嬉しい。
今だけでしか味わえないこの楽しさを満喫する。
しかし「ラヴ&ピィ〜ス!」にしても「直感」にしても、意外と乗りにくい曲が多いのです。
でも、夜は無理やりにも腕を振ったりして真似てみる。
そうすると結構楽しくなるんですよね。特に、「すき焼き」とか(^^
振り真似に徹するヲタの気持ちがちょっと分かったような・・・・・(でも歌ちゃんと聴けよな!)。


そんな中注目のメンバーはと言うと、
みきてぃがいつも以上にクールでニヒルな雰囲気を漂わせていました。あまり笑わない。
こういうみきてぃもいいなぁ〜。いや、もともとみきてぃのアピールポイントはこれだったか。
最近、底抜けの笑顔が多いもんで(それはそれでいいのよ)、そんな気持ちにちょこっとなってみたり。


髪型が真中分けでそのまま縛らず流しているのが大人っぽかったのかも。
夜はいつもどおり、後ろに縛ってポニーテール風でした。


果たして特訓の効果が表れるのか、注目の亀井ちゃん、れいな、こんこん。
亀ちゃんのダンスは多少振りが大きくなっていたような気が・・・・。
れいなもだいぶんと声が出ていたような気が・・・・・・。
こんこんはいつもどおりだったような気が・・・・・・。
要は、ようわからんかったということですたい・・・・スンマヘン。


よっすぃが、MCで歌で大活躍です。
歌では、「I WISH」のラストをあいぼんから引継ぎ、見事に歌い上げていましたし、
他にも要所を任されています。
MCでは単なるアドリブの枠を超えた存在感がありました。
楽天のロペスの物まねが飛び出したり(ロペス良く知らないのですが・・・・・)、
サブリーダーとしての責任感もあるだろうし、
よっすぃ自身が今とてもいい波に乗っているんだろうな、と思わず「偉いっ!」と心の中で叫ぶほど。


愛ちゃんのボーカルの存在感がますます引き立つ場面が多くて、文字通り「酔いしれた」。


そして当日のメインイベント、新曲「大阪・・・・・」初披露。


いやはや、なかなか聞き応えがあって、「う〜〜ん・・・・・」とうならせる。


「一人で歌うべき曲じゃない?」という当然の疑問も去来しましたが、逆に、
「一人で歌うべき曲を大勢で歌う妙味」を見せられたようで、聞き応え、見ごたえとも十分でしょう。


ダンスでは、一人一人の両手を上げる振りがウェイブのように流れていくさまは「オオーッ!」と驚嘆。
全体を通しても強烈な印象を残してくれています。


歌の面では、メインを愛ちゃん、みきてぃ、梨華ちゃんの3人が担当。
れいな、よっすぃ、やぐっちゃんがサブで支える感じ。
歌わせてもらっているメンバーに関して言えば、
一人一人の歌う持ち時間も十分とってあり、細切れ感がないのもいい。


トップに位置する3人が三角形を形作り、交互に入れ替わりメーンを担当する図も、
もはやカッコいいという単純な言葉で表すしかないくらい絶妙。
二人の重厚感あふれるボーカルに、ちょっとエキセントリックな梨華ちゃんのボーカルが混じることで、
なんと言うか、異形の世界を形作っているようで、面白いなぁ・・・・・。


さて、この曲を聴くにつけ、愛ちゃんとみきてぃというツートップの声質に代表されるように、
娘。の色が、なっち、辻加護卒業後、本当にがらりと変わってしまっていることを肌で感じました。


最近2chで、高い声を出せるメンバーがいなくなった、それはメンバーの年齢が上がっているせい、
という議論をたまたま目にしました。結論としては若くて高い声の出せるメンバーを入れたら?
と言うようなことになっていたようですが、その賛否はさておき、つんくさんは実際今いるメンバーの声を
十分把握して曲作りしているんだなぁ、と感じるのもまた事実です。
涙が止まらない放課後」は別としても、「浪漫」から「THEマンパワー!!!」、そして新曲にいたるまで、
共通するのが、みきてぃと愛ちゃんを柱としたしっとり感と重厚感。


辻ちゃん加護ちゃんやなっちのかもし出す「平和、愛、楽しさ」の世界から、
歌で聞かせる通好みのアイドルグループに変貌しようとしているのなら、それはそれで私は大歓迎。


でも、つんくさんが今オーディションで求めている人材は、実は元に戻せる人なのかもしれないですが。


どんな形になるにしろ、いろんなものを見せてくれると言う期待感と満足感は変わらない。
「どうなるかわからない」と言う娘。楽しみ方をこれからも大いに楽しんでいくこととしよう。