女子フットサル フジテレビ739カップ(3月14日)

カレッツァの実力は、今では正直なところガッタスを上回るのではと思う。


特に11日のフジテレビ「プレミアの巣窟」にも出ていた2番の小島を中心に、
パワーとスピードがすごい。もともとアスリートだった人も多いらしい。


だから当初、ガッタスの優勝の方程式は、


「ホリダシモノとCHOOPとの対戦で大量得点で勝利し、カレッツァとは引き分け、
最終的に得失点差で優勝する」


というのが、最も妥当なシナリオと私は考えていた。
そしてその期待通り、第一試合のホリダシモノとの対戦は、4対0と圧倒的な勝利をおさめる。


完全に優勢な試合運びで、実力的にも差がありすぎるホリダシモノに対し、
前半からボールを支配。みきてぃ、よっすぃ等がシュートの嵐を浴びせるも、なかなか決まらない。
しかし、ようやくゴール前の混戦で、梨華ちゃんがこぼれた玉をちょんと押し込む。
梨華ちゃんの位置どりの良さを指摘する声が多い。
(SalsHPでもべた褒めの梨華ちゃんに今後注目したい)
これをきっかけに、後半はようやくエンジンがかかり、よっすぃがフリーキックから1点、
何度も惜しいシュートをはずしていたあさみが、
ついにフリーの位置から美しいミドルシュートと追加点をはじき出す。
後1点はコレティだったか。
とにかくガッタス、まさに快心の勝利であった。会場も本当に大喜び(^^


一方、「ぼこぼこ」にされてしまったホリダシモノは、続く第3試合で、カレッツァと「連戦」。
「疲れきったホリダシモノ相手にカレッツァは何点取るんだろうか」と危惧したもののの、
ガッタスとの大敗を糧にしたのか、はたまた体が温まったのか、
なんと!ホリダシモノはカレッツァから1点をもぎ取る殊勲で、1対2の惜敗。
「3人目のあさみ」(くまきりあさ美)も大活躍(^^


この時点で、勝利の女神はさらに大きくガッタスに微笑んでいた・・・・・・。


しかし、第一試合の大勝が慢心を生んだわけでもないだろうが、
第二試合がまさかの試合運びとなってしまう。


つまり、これは・・・・・・北澤監督の優しさなんだろうか・・・・・。
それともハロプロの内部事情なのだろうか・・・・・・。やはり体力温存策なのだろうか・・・・・・・。
先発メンバーにあさみと斎藤瞳二人が先発(「一人ずつ交代に」なら理解できたのだが)。
第一試合でカレッツァを1点に抑えた強敵CHOOP相手にである・・・・・・。
その布陣を見て、「あっ!!!」と思わずにいられなかった。素人の私でさえ。


そしていやな予感は的中、案の定、瞬く間に2点を献上。心なしかガッタスの動きもぎこちない。
相手の得点は、ことごとくこぼれ玉を拾ったカウンターでキーパーと1対1になったシュートであり、
キーパーのこんこんには全く非はない。
「守備の意識の薄れ」、「慣れないフォーメーション」に原因を帰する意見があるようだ。


その後ベンチはやっと、コレティ投入


当然のごとく、コレティは獅子奮迅の働き。それはそれは本当にすばらしかった!
彼女の持てる実力を100%出し切ったかのような芸術的な働き。まさにコレティワールド!


まずは、キーパー肩越しに強烈な同点弾。
その後、ロングパスからお得意の芸術的なヘディングシュート。
極めつけは、よっすぃのキックインから、ゴール前へ一気に走りこみ、
右足アウトサイドのダイレクトボレーシュート!!!!!!
(多分何度も練習していたであろうサインプレーと思われる → だから、キッカーよっすぃもすごい!)


すばらすぃ!!!!!まさに芸術品!!!!
ホント、ため息の漏れるプレイばかり・・・・・・。


彼女はもはや「助っ人」ではなく、ハロプロ。の一員だ。


そんなこんなで、何とか3対3の同点で終了したが、その結果、
カレッツァに勝たなくては優勝できなくなってしまった。
ベンチは潔く、「カレッツァに勝ってこそはじめて優勝!」と考えていたのだろうか・・・・・。
本当の所はわからない。でも、自分の頭の中でずっと、元阪神江本孟紀の名言、


「ベンチがあほやから勝てへんかった」


が試合終了まで私の頭の中で鳴り響いていた。選手は本当によくやっているのに・・・・・・。


そんな中、第3試合のカレッツァとの対戦が始まる。
中盤でのせめぎあいが続き、互いに決定的な場面を作ることもできないまま前半終了。
どちらかというとカレッツァが優勢。
でもこれは、体格・スピードに勝るカレッツァを素人が見たうわべだけの印象かもしれない。
専門家が見ればもっと違う見方もあるのだろうと思う。それでも、


「強引なドリブル突破を図るカレッツァの個人技 VS 体力的に見劣りするガッタスの組織プレー」は、


これからの長き良きライバル同士の構図として続いていきそうで、なんだかわくわくするものがある。
その場合やっぱり「正義」はガッタスカレッツァは徹底的にヒールに徹してほしい。


さて、試合後半も互いに守りに守る感じで終始する中、カレッツァ小島がようやくこぼれ玉を拾い、

コレティをかわしてシュート。
後半のガッタスのキーパーは、神懸りプレイを得意とするののたんであったが、
相手は地面を這うシュートではなく、肩越しに飛ばして来た・・・・・(上手い。これも練習の成果だろう・・・・)。
これではさすがのののも防げない。相手がお見事というべきであろう。


ガッタスも意地でコレティが終盤間際に1点をもぎ取る。さすがコレティだ。


しかし、会場の声援もむなしく、1対1のドロー。
引き分けは本当に良くやったと思う。カレッツァとの対戦ではほとんど攻めのいい形を作ることは
できなかったけど、里田さんはじめ、守備は根性が入っていて見事だった。
二人のキーパーも随所随所で強烈なシュートを防いでいた。


結局、第2試合が・・・・と思うが、しかし、今時間がたって考えるに、
ベンチも選手全員の実力を信頼して選抜してくれたのだと確信している。


ただ、試合後、あさみが泣きはらし、梨華ちゃんが頭を抱えたままだったのが本当にかわいそうだった。


ガッタス相手にセミプロ級を配してくるカレッツァ
控えの選手を文字通りまったく!出場させないせこいCHOOP
奥谷侑加出せよ!林絵梨子を選抜しろよ!・・・残念)


メンバーを信頼して全員をきっちりと出場させるガッタスベンチの采配は、
結果的にメンバーに涙を流させたけど、それはそれで良かったのかな、と思える自分が今はいる。


もっと前向きに考えれば、昨年3月の都大会で痛感した「悔しさ」を、今一度身にしみて感じることで、
もう一度フットサルをやり始めたころの初心を思い出してくれればいいな、とも思う。
今日の結果が、明日への励みになることを期待して。


そして、5月23日、リベンジの日がやってくる!
ガッタス、ファイト!


P.S.参考サイト
キラーポマトさん


ハロパチ日記さん


2chガッタス