かおりん、モーニング娘。卒業

かおりん、ついにモーニング娘。を卒業しました。


かおりんは昨日はゆっくり眠れたのでしょうか。
タンポポ卒業の日は、会場のファンの熱い思いに浸って、
初めてソファのうえで眠ってしまったと語っていたかおりん
きっと、7年間の思いをめぐらして思い出に浸っていたんでしょうね。


昨日は、昼公演の時に圭織の「夢の中」のステージで、今までずっと見てきた圭織の、
そしてモーニング娘。のことが走馬灯のように思い起こされて、涙ぼろぼろでした。
ファミリー席だったので、いろいろ考えすぎたんでしょうね・・・・。


そして夜公演、最後の挨拶をするかおりんはとても凛々しくて、美しくて、神々しかった。
本当に7年間ありがとう、と心から感謝を表したい気持ちでいっぱいです。
そして、「リーダーとしてのお役目もご苦労さま」と言った方がいいのかな。


圭織への感謝の気持ちとこれからの期待については、
圭織が自分の卒業式に選んだ名曲「夢の中」、その曲が大好きなんです、
と書いた6年前の圭織への手紙に続く、2回目の手紙で本人に直接伝えたたいと思います。


ですのでここでは卒業式の感想でも一言。


「涙は流さない」と語ったとおり、会場のタンポポ畑を心行くまで目に焼き付けていたときに、
涙ぐんだほかは、「モーニング娘。としての最後の曲」をしっかりと歌いきり、
最後まで立派にプロを貫き通しました。
その「モーニング娘。としての最後の曲」が、ファーストコンサートのDVDでもカットされて、
私が地団太踏んで悔しがった、あの名曲「夢の中」なんですから・・・・・・・・・
本当になんと言う巡り合わせなのか。


個人的にちょっと不安だった卒業式は、なかなかすがすがしくて良かったと思います。
卒業記念DVDなどからも分かるように、圭織と5〜6期メンバーとの距離も
急速に近くなってきていたこともあるのでしょう。
損な役回りを身を削るような思いで受け持っていたかおりんの苦労が報われたようで嬉しい。
特におとめ組でいっしょだったせいか、れいなとさゆがあんなに崩れてしまうなんて
想像もしていなかったので、それはそれは、圭織推しとしては嬉しかったですよ。
あのみきてぃも初めて涙見せてくれましたしね。


それとかおりんの人柄が表れたのか、今までの卒業式と違って、
送るメンバーのコメントに会場がどよめいたり、笑いが起こったりして、
ある意味式自体が微笑ましかったのも良かったかな。


「加入当初、反抗したりして迷惑かけた」(みきてぃ)→ 会場「オオーッ!!」
「入った当時は怖かった」(こんこん)→ 会場「ハハハハハ!」
「これからはライバルとしていきましょう」(愛ちゃん)→会場「オオーッ!!」


さて、今回の横浜アリーナでの公演で、私自身がかみ締めるように耳をそばだてていた、
ステージをはけるときの、かおりんの言葉、


モーニング娘。でした!!」


かおりん自身も、このリーダーの特権であるこの言葉を、かみ締めるように放ったのだと思う。
今日のこの日が、最後となるこのフレーズを・・・・・・・。


本当は、モーニング娘。としての単独のパフォーマンスを
最後の最後に楽しみたかった私のような人も大勢いることでしょう。
でもきっと圭織は、あまりそのことにはこだわっていないように思います。


確かに心の奥底にはきっとそんな気持ちもあったと思うけど、
少なくとも汗いっぱい、元気いっぱいの圭織のステージを見ている限りは、
ありえないと思った。裕ちゃんや圭ちゃんのいるステージで、
卒業を飾れるのも嬉しいと語っていた。
かおりんは十分にモーニング娘。のリーダーである前に、
モーニング娘。の一メンバーとして、常に全力を出し切ってきたのだから悔いはないはず。


さぁ、これからは新しいソロとしてのかおりんのスタート。
ある意味で、これからどんな活動が始まるかどきどきわくわくします。
正直なところ、活動の頻度、露出の回数は少なくなるでしょう。
でもかえって、待つ楽しみが増えます。
そして、その楽しみが実現したときの喜びは今まで以上に、ずっとずっと大きいでしょう。


モーニング娘。がデビューした当初の気持ちに立ち返って、
もう一度自分の気持ちを白紙にして、圭織の活躍を心待ちにしていきたいと思います。