ハロプロ楽曲大賞

ハロプロ楽曲大賞なるものに投票したので、その結果を書きます。
(ただし、メロン記念日、工房、ユキドンは全く聞いていないので、私的には選考対象外)


http://coimbra.on.arena.ne.jp/prse/ii/archive/mm/3rd_hlpr_award2004/


ちなみに曲名の後の点数は、その際の持ち点(10点)を配分したものです。

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No.1 「愛あらばIT'S ALL RIGHT」(モーニング娘。):4点


幸福の使者・平和の伝道者たる娘。の正道をまっしぐらに突き進む楽曲。
聞き始め時は頼りないが、するめのようにかめばかむほど味わいが出て飽きがこない。
ライブでの幸福感・絶頂感もたまらない。一直線であまりにも気恥ずかしい歌詞も、
ある臨界点を超えるとまさに麻薬のような快感をもたらしてくれる。

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No.2 「浪漫〜MY DEAR BOY〜」(モーニング娘。):3点


「愛あらばIT'S ALL RIGHT」のまさに対極にある、娘。が本来有しているカッコ良さ、
過激さ、荒削りさ(初期の娘。のような)を体現する楽曲。バックトラックを初め、
とにかく曲自体が最高の出来映え。そんな完璧な舞台の上で、娘。たちも力強いボーカルと
躍動感たっぷりのダンスで見事に受けて応えている。

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No.3 「シャイニング 愛しき貴方」(カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)):1.5点


封印された「藤本美貴ソロ」を味わえる名曲。
娘。卒業後のアルバムに当然収録されるであろうこの曲のカバーは、
なっちやごっちんのカバー曲とは、本質的に異なるものとなるはず。
毎度毎度聞くたびに、抑揚の効いた情感たっぷりの帝の歌声に、
体がしびれてへたり込みそうになる・・・・。

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No.4 「奇跡の香り ダンス。」(松浦亜弥):1点


最近のしっとり路線もいいけど、こうも続くとちょっと・・・・。
そんな流れの中でひときわ光るのがこれ。やっぱりあややの本質はここにあるはず。
早鐘のようなリズム感とサビの盛り上がり。期待で胸が張り裂けそうになるイントロも素晴らしい。
英語調の歌い方はなじめないけど、ドッキドキLOVEメール、トロ恋、めちゃホリ、桃色片想い
ねーえ?に肩を並べるライブでの必殺ナンバー。

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No.5 「長良川の晴れ」(中澤裕子):0.5点


年に1回(今年は2回!)の中澤裕子のシングルは実に質が高い。
とにかく美しい旋律に、中澤裕子の繊細な美声が見事に溶け合い、芸術的な完成度。
前半の静かな静かな流れから、終盤のクライマックスに向けて盛り上がっていくところ、
文字通り歌い上げていくその高揚感も絶品。

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次点


「ズキュンLOVE」(ミニモニ。


こういう歌をもっと歌ってほしかったなぁ。等身大。これが大事なこと。
アルバムの中に埋もれさせておくには本当にもったいない。
4人の伸びやかな歌声が心地よいリズムにのって、本当に「さわやか」
という言葉が実によく似合う名曲。



淋しい熱帯魚センチ・メタル・ボーイ」(ダブルユー


W(ダブルユー)のアルバムは本当に素晴らしいのだけれど、
あくまでカバーなんでベスト5から漏れました。
1曲だけ選ぶのは大変なんですが、ライブでも見事なパフォーマンスを見せてくれたこの2曲かなと思います。
「白い色は恋人の色」も最高なんだけどなぁ〜、ののがMCの際、ハモれなかったので、ボツ!(笑)



「友情〜心のブスにはならねぇ!〜」(モーニング娘。おとめ組


いいですよねぇ。この爽快感。つき抜け感。おとめ組らしいパワフルで一直線でワイルド!な名曲。
推しの多いおとめ組は愛着大きいよね。



「ドアの向こうでBellが鳴ってた」(飯田圭織


来年ソロとして独り立ちする圭織の曲をやはり選ばないと!
でも、つんくさんの提供してくれる楽曲はまだまだ私を満足させてくれていません。
まず歌謡曲風のアレンジをもう少し「J-POP」風に味付けてほしい。
次に、歌詞は圭織自身の手によるものを今後は是非採用してほしい。
ポップジャムでも言っていましたけど、つんくさんは圭織に大人の愛を表現してもらう、
と言ってます。圭織も小説を読んだりして大人の恋愛感情をつかもうと健気な努力を
していますが、自分自身に無い物を表現するのはやはり難しいし、本意ではないのでは。
それならば、圭織自身の手による歌詞を今後是非とも歌っていってほしいと切に望みます。
そうすれば歌う圭織も、それを受け入れる私たちファンも心地よい幸せの境地に
落ち着くことができるのではないかと思うのですが。



「恋してごめんね」(松浦亜弥


アルバム「×3」ではいろんな新しい挑戦がありました。新しいあややが味わえました。
春コンの「オリジナル人生」 → 「恋してごめんね」の黄金セットリストはまさに感動もの。



「さよなら友達にはなりたくないの」(後藤真希


まだよく聞きこめていないので、今後の感想がどう変わるか分からないのですけど、
ごっちんのシングルとしてはなかなかのお気に入り。中盤の抑揚感が一気に爆発
する感じが素晴らしい。ごっちんが気に入っている「友達にはなりたくないの」という歌詞、
私も気に入っています。

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アルバム収録曲というのは確かにいいものが多いのですけど、やはりライブで
生で私たちに伝えてくれたものを選ぶべきだと思うんですね。


12月発売の娘。のアルバム、待ち遠しいです。ミュージカルで演奏された佳曲も
2曲入っていそうなんで、本当に楽しみ(^^