ハロプロコン感想その5(Berryz工房/キッズ)

さぁ、最後に登場はBerryz工房・・・・・・・。
これに振れないでは片手落ちというもの。
破格のラス前、3曲の持ち歌・・・・・・。
予想されたことじゃないか。「へこむ」なんて言うやつは俺は嫌い。何でも受け入れるのが、 ハロプロヲタの宿命でしょう?みんなもっと応援してあげようよ。座ってなんかいないで。 ここは、ハロプロコンだよ。それを分かってあんたたち来たんだろう?


なんて言う右翼的な(左翼?)発言はしたものの、私もこのユニットには、素直に入り込めないものがある。 誰だってそうだろう。とにかく子供だ。子供なのはまだいい。歌が子供声に完全に支配されているのだから、 自分が楽しむ歌として聞くなんて、普通の大人にはできっこない。いくら曲が良くても・・・・・・。
そう、曲はいいんだよね。そこはつんくさんが死守する一線だから。これからのハロプロを担う逸材だから。


しかし、そんなあれやこれやの色眼鏡をはずさせたのは土曜日の出来事。サブステージに登場し、アリーナにいる 私たちのほうに向かって純真無垢な笑顔を振りまきつづけた、熊井ちゃんと徳永ちゃんだ。それはもう天真爛漫な 笑顔をね、精一杯に、これもでもか、これでもか、と振りまいてくるんだわ・・・・・・。こっちは壁を作って拒否反応 示しているのにさ。


「そんなこと私たち十分分かっている。でも、私たちにできるのはただひたすらに笑顔を絶やさないことだけなの。 どんなどんなにあなたたちにいじめられようが、無視されつづけようが、そんなことはかまわない。私たちにできるのは、 ただひたすら微笑みつづけるだけ。そう、いつの日かあなたたちが私たちを受け入れてくれるその日まで・・・・・」


そう語っているように私には見えたんですよね・・・・・。
それはまるで継母に虐待されつづける子供が、いじめられてもいじめられても文句を言わず、笑顔を作りつづける・・・・。 そしてついに継母のかたくなな気持ちが解きほぐされ、お互いの気持ちが通じ合う・・・・・・(みきてぃの美少女日記?)。そんな場面を彷彿させるものでありました。


で・・・・・・、正直私の心はすぐに解放されてしまいました・・・・。早っ!!


新曲はなかなか洗練されていていい感じだと思いますよ。
それよりも何にもまして、琉球音楽をモチーフにした「ピリリといこう」はなかなかに楽しい。 琉球の踊りそのものが人をいやす魔力を持っているものだから、とても素直に見よう見真似で手を上げ下げして 踊ったりしながら楽しむことができました。工房の歌自体はそれでも決してたしなむことはないと思いますが、 少なくともライブでの楽しさは体感できたように思います。


ついでに、「乙女パスタ」


矢島さんの美しい制服姿と、村上さんの将来性以外に興味はありませんでした。
誰がタンポポやったって、そんなもんで嬉しがるようなタンポポファンはいやしませんよ。
本当にやってもらいたいのはオリジナルメンバーによるタンポポ


P.S.
今回のハロプロコンは、キッズ全員をそれぞれフィーチャーするコーナーがあって、好みは人それぞれでしょうけど、新しいハロプロコンが誕生した、そんな気分もしたことは確かです。