ハロプロコン感想その2(モーニング娘。の巻)

今年のハロプロコンはシャッフルがない。童謡の合唱もない。なぜか。
ハロプロ所属の個々のメンバー・ユニットがそれぞれに実力をつけ、
そして新しい主役たちが、次々と飛び立ったからだ。
もはや、ハロプロは、堂々と所属歌手に歌わせる正攻法でいいのである。


・・・・・・・・名古屋二日目、宣言どおり行ってしまいました。
私は汽車好き人間なんで移動時間は苦にならないほうなんですが、さすがに夜の復路は疲れます。 と言っても、ライブで疲れきった体をビールと駅弁でゆったりと解きほぐすこと、これ自体がまた目的の一つに なっている面も否めないんですけど。


さて、当たり前も当たり前、やっぱりはるばる行って良かったというのが実感です。
当日券なんで、スタンドからでしたが、昼は真正面(遠いけど・・・・・)、夜はサイドで結構近めに娘。たちを 眺めることができました。名古屋はスタンド席ががらがらなんで、ひょっとしたらレインボーホールはこれで最後かも しれないなんて感傷に浸りつつ、とは言っても、土曜日のFC席はアリーナの前方、当日券でも超良席をもらえる レインボーホールは大好きです。そんなわけで会場が広すぎるため私たちが盛り上がっても、 ちょっとすかすかした感じになるのは残念だったけど、夜の部をはじめ、精一杯の応援と彼女たちの熱いステージが 合い交わってかけがえのない時間を作り上げることができたと思います。


まずはやはり、娘。の新曲から行きましょう。


まだ、歌詞を良く把握できていないので、ステージに集中できない。スクリーンを見て歌詞と表情を確認します。 間奏のダンスではステージを見て思いっきり楽しむ。そんな感じが続きます。
やはり生のステージは迫力があります。正直なところ、メロディ的には単調で、ある意味「14番」まで到達するのに かなりの時間を要します。でもそこは、バックの迫力あるサウンドと、なんと言ってもその秀逸なダンスパフォーマンスが 曲の単調さを押しのけて、強引に私たちをステージに引き込んでいきます。


そしてなんと言っても、偉大なる「内向き」に大きく展開したこの曲、やはりその歌詞には、「くっくっくっくっ・・・」と お腹の底から笑えてしまうポイントがいっぱい!私たちの良く知った、娘。メンバーそれぞれの姿がそこに見事に 凝縮されていて、ファンとしては至福の時間になったといっていいと思います。


さて、今回の娘。のセットリストは、


女子かしまし物語」→「浪漫〜MY DEAR BOY」→(宝塚男役風/衣装換え/真っ赤なドレス)→
「愛あらばIT'S ALL RIGHT」→「恋愛レボリューション21」→「I WISH」


完全無敵のセットリストです。もう何も言うことはないでしょう。ある意味で、第二期のモーニング娘。を支えた辻ちゃん加護ちゃんに 対する敬意を表して、まさに正統を貫いたと言ったところでしょうか。これに「ここにいるぜぇ!」が入っていたら、もっと完璧、 ついでに「ハッピーサマーウェディング」がもし入っていたら、それこそ卒倒もんだったでしょうね。


「I WISH」は卒業ライブで歌いたいと辻ちゃん加護ちゃんからリクエストがあったわけですが、自分たちが要望した通り、 本当に二人はモーニング娘。としてラストとなるツアーのステージを思う存分心行くまで楽しんでいました。 本当に見ているだけでそれがわかる。もう後2週間で、このかけがえのない時間は2度と訪れない。永遠の思い出に なってしまうんだ、と言う思いの下、後悔のないように、思いっきり楽しみ、残された時間を大切にしていこうという 二人の気持ちがひしひしと伝わってきました。


それにしても、毎度毎度、「I WISH」が演じられるたびに目頭が熱くなってきてしまう・・・・・。
代々木の最終公演は一体全体どうなることやら・・・・・・、今から思いやられます。


みきてぃと愛ちゃんが日曜日は髪の毛を結っていてとてもかわいらしくなっていました(^^
愛ちゃんは舞台袖で座っていても本当に姿勢がいいですね〜。