梨華ちゃんの卒業

梨華ちゃんの卒業はまったく予想していなかったので、不覚でした。


梨華ちゃんが次世代の娘。のリーダーとして、ある時は颯爽と振るまい、ある時は思い悩む、そんな姿をとても期待してのに、この夢もまた打ち砕かれてしまったわけです。思い起こせば、初期のころ思い描いた「8人で永遠に」という夢、辻ちゃん加護ちゃんが娘。の中核としてお姉さんになって娘。を引っ張るという夢、そして弱々しかったあの梨華ちゃんがリーダーとなる夢、ことごとく霧のように消え去っているわけで、モーニング娘。については望むことはかなえられないんだよ、という法則をついうっかりと忘れてしまっていた自分が悔しくて情けなくて・・・・・・。


結局のところ、モーニング娘。は今やハロプロを繁栄させるための戦闘要員養成所なんですね。だから独り立ちできる実力が備わった者からどんどん卒業していく。


またある意味では、モーニング娘。は永遠に未完成であらねばならない存在なわけです。それがモーニング娘。モーニング娘。たる存在意義となっているのです。確かにそれこそは大いなる魅力でしょう。裏を返せば今まで思い描いていた私の夢がもしも実現したら、それはすごろくで言うところの「あがり」であり、モーニング娘。が存在意義を失う時でもあるとも言えるのです。


繰り返すようですが、そんな当たり前(ファンにとっては必ずしも当たり前でないかもしれない)のことを、ついつい忘れて夢を描いてしまう自分が、ことさらに悔しい。


じゃぁ、今私は、モーニング娘。に対して、決して実現し得ないであろう、どんな夢を描いている・・・・・・・?