ごがくゆう

金曜日ですが、ごがくゆうを見てきました。


メンバーみんな熱演でしたね。
ふくちゃんは出番が少し少なかったですが、
他の4人は出ずっぱりで台詞も多く、
それぞれの個性が際立っていて、印象深かったです。
テンポも良かった。


「ごがくゆう(ご学友)」とあるように、
りほりほ演じるフェイとくどぅ演じるリオンの友情の物語。


こっそり船から抜け出して、見知らぬ国に降り立ったのは、
王女フェイにとっては、付添役であるけど幼馴染のリオンと、真の友達になるのが目的。
リオンにとっては途中で逃げ出して、幼馴染だけど嫌いなフェイから解放されるのが目的。


二人はN国の食堂で新しい友達二人、
だーいし演じるクリアと、飯窪さん演じるミラーと出会うが、
クリアはフェイとリオンを利用して、金もうけをたくらむ。
一方で、そんな企みに気の進まないミラー。


互いに仲が良さそうに見えて、4人の思惑が全然異なる中、物語が進行する。
そして最後には、4人が本当の仲間になる。


物語の言いたいことがしっかり分かったし、
筋書きはしっかりしていると思うので、
途中にパラレルワールド的な話の挿入などやめて、
話を進めればよかったのに、ととても残念です。


結局、パラレルワールド的な話の場面は、「もしも・・・」の場合のお話で、
実際には、その「もしも」にならずに、ハッピーエンドに終わるのですが、
「もしも・・・」の方の場面で、次々と殺戮が行われるのは見るに堪えませんでした、
「ステーシーズに続いてまた人が死ぬのかよ・・・・」って、それはもうげんなり・・・・。
脚本家は、こういう盛り上げを持ってこないと気が済まないんでしょうか。


それと、りほりほの本性が実はちょっと怖い女の子?だったと言うような設定でした。
魔法の宝石を通して人の心を読み取ることが出来、それが故に、人を信じられなくなり、
幼い時は、宝石に頼り切った人生を送ってたと言うもの。


それまで、お茶目でちょっと間の抜けたお姫様で、会場の笑いをとっていましたから、
その豹変ぶりにはあっけにとられました。ここらへん、りほりほの演技力のなせる技でしょう。
感心しました。


でも、後半の部分は、ちょっと話が入り組んでいて、りほりほ(フェイ)をどう理解するか、
ちょっと難しいです。


もう1回見に行けば、分かってくるかと思うのですが、
今回の参戦は1回だけ・・・・。
舞台は、過去の経験から2回見ないと良さが分からないと私は思っているので、
今回の評価は正確ではないです。


なので、一言、途中までは本当に楽しかったなぁ〜。
人を殺す場面の出てくる舞台は二度と見たくない。