ミュージカル「HELP!!熱っちぃ地球を冷ますんだっ。」

は〜い、久々のライブ報告です。つまりミュージカルですな。


見所は・・・・・・


愛ちゃんのソロ。いけるっ!ソロ歌手高橋愛の姿をまさにそこに見出してしまった。アイドルを 超越した、聞かせる!ハロプロ初の?本格派ソロシンガー(宇多田ヒカル美空ひばり級)に なってほしいものです。豊かな声量、情感たっぷりの歌、ほとばしる情熱、あふれる血潮! 彼女の歌なら、体中で感じ、しびれ、泣き、わめき、大笑いし、叫ぶことができそう!
それと、未来から助けを呼ぶ役、危機が迫った切迫感を出すのは愛ちゃんならではの適役 だったようです。


おふざけのエコクラブの中にいて、そのあり方に疑問を感じ、徐々に本当に大切なことは 何なのか、自分はどうすれば良いのかを真剣に考え始めるあいぼん。その心境の移り変わりを 見事に演じていました。見ている方も、あいぼんのその内面の変化がひしひしと感じ取れる まさに名演といって良いでしょう。そして、みきてぃとのコンビ漫才?(笑)。二人の漫才張りの のり突っ込み、うまくみきてぃをはぐらかすあいぼん、絶妙のコンビでした。おまけに二人の デュエット!!に萌え〜。その見事なハモリに脱帽です。この新鮮なコンビに乾杯! いろんな組み合わせでいろんな化学反応を起こさせるまさに娘。ならではの企画!


またまたどこにも属していない、唯一の存在(家出娘)として、2040年の愛ちゃんとのやり取りを 主に担当し、地球への警鐘をみんなに知らしめる重要な役どころ。昨年もなっちに続く準主役級、 梨華ちゃんの娘。の中における重要度とか、梨華ちゃんに対するスタッフの信頼度とか、期待とか そういったものが溢れるように感じられる抜擢でした。そして卒業が決まった本人、その意識が 影響していたかしていなかったかは分かりませんが、いつも以上の真剣で力の入った演技、 お見事でした。


いつもちょい役っぽかったかおりん、今回は黒のタイトスカートで教師役で登場。出番もせりふも 結構多いです。滑舌の悪さを克服しようとした努力の跡が伺えるはきはきした台詞回し、いつもの かおりんらしくて頼もしい限りでした。望むべくは、みんなに環境の大事さを知らしめる方の側 (愛、梨華、あいぼん、垣さん)に入ってほしかったなぁ・・・・・。
あと、ミニライブでは、特に「NEVER FORGET」でほとんどワントップ状態!!
かおりん卒業の報せがあったせいか、かおりんの本当の美しさを再認識させられたのか、 今日は、いつものように浮気しないで、かおりんをじっくりと鑑賞いたしました。かおりんはやっぱり すばらしいのだ!!


見れば分かる!シェイプアップしたよっすぃ。ずいぶん顔が細くなった〜。体もだいぶ引き締まり ましたね。サブリーダー就任、娘。を支える大黒柱として自覚も百倍。新たに脱皮するよっすぃは 今年の期待株。


さて、今回のミュージカルはエコロジーを考えながら、という趣旨もあり、当初から予告されていた 通り、会話の中に節電等の説明調のせりふが結構出てきます。でも最初に予想されたほどくどくは ありませんでした。何とか許容範囲だったかな。ただ、序盤は正直無理やり感があって違和感が 大きかったのは否めなかった。


そんなエコロジーを題材にしたミュージカルの内容そのものはさておき、休憩をはさんで二部に わたってしっかりと劇を消化していく形だったので、ハロプロのミュージカルにありがちな強引な ストーリー展開もなく、割とすんなりと受け入れられました。ラスト、現在のみんなが少しの心遣いを することによって、未来の校舎の悲劇が終息するという筋書きは予想されてはいたものですが、 クライマックスに至る臨場感がなかなかのもので、分かってはいても結構胸にじんと来るものが ありました。その高揚感を保ったまま、劇中歌として「浪漫〜MY DEAR BOY〜」を歌うのも、最初は ちょっと面食らいましたが、なかなかミュージカルらしくてかえって良かったんではないでしょうか。 笑いの方は、ストーリーから自然に生じるものでなく正直単発ギャグのつなぎ合わせの感があって、 あまり深みはありませんが、まぁ今回はドタバタ劇として位置付けられているようなので、それはそれで 良しとしましょう。


ということで、とりあえず、楽しさ・面白さという点では、LOVEセンチュリー、江戸っ子には劣りますが、 新しい試みとしては、合格点を出してあげたいと思います。あと、数回(当選しちゃったので・・・・・←言い訳?) 見に行く予定ですので、また書き漏らしたことでも追記していきたいと思います。