ガキさんへの贈る言葉

明日の卒業コンサート後は余韻に浸ったり、酒飲んだりとまともに更新ができそうにないので、
一日早いけど、卒業するガキさんへ、感謝の言葉を記しておきたいと思います。


ガキさん、足掛け11年にわたり、娘。メンとして楽しませてきてくれてありがとう。
お礼とともに、私の中で印象に残ったガキさんを記しておきたいと思います。



ガキさんの歌


私がガキさんに最初に、「引っかかり」を持ったのが、
「ポップコーンラブ」(「Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド」のカップリング曲)の中で響いてきた、
ガキさんの「少年ボイス」でした。


「おやっ?これは?すごくいい声だ!歌も上手い!イイぞこれは(^^」


その時の感想が正しかったことは、その後のガキさんの歌の面での活躍が裏づけてくれました。
必ずしも、メインボーカルと言うわけではありませんでしたが、
俗に言う「いぶし銀」(^^の輝きで、
娘。の歌唱力をサブで支え続けてくれた、頼もしい存在でした。


特に、プラチナ時代の「愛れいなガキ亀」の4人衆による歌の世界は素晴らしかった。
誰一人欠けてもいけない絶妙のカルテットでした。
さゆみん小春愛佳ジュンジュンリンリンごめんなさい)


シングルではメインを愛れなに譲ったものの、随所随所で必殺の歌声を披露してくれていて、嬉しかった。
そして、アルバムでは、「INDIGO BLUE LOVE」などで素晴らしい歌声を披露してくれました。堪能しました。


だから、ガキさんの声の魅力が娘。から失われるのが本当に寂しい。
武道館ではしっかりガキさんの歌声を記憶に残して来たいと思います。



■オーバーアクション


ガキさんはダンスも完璧だったなぁ。
愛ちゃん、ガキさん、亀、この3人はどれぞれ個性的なダンサーだった。


シャープさが信条の正統派ダンサー愛ちゃん、
力強さとダイナミックさが信条の亀、
そして、どう言ったらいいんだろう、見栄を切る歌舞伎風?派手派手さが信条のガキさん


私の中のイメージではこんな感じ。
手や足の振りに、顔の表情までしっかりついてきて、個性的なダンス、見ごたえがありました。
これも明日、しっかりと見届けておかないとなぁ。



■キャラ立ちした日


今、思い出すに、加入してからいまひとつ目立たなかったガキさんが、
ファンの中で大きな存在、気になる存在になり始めたきっかけが、
「私立岡村女子高等学校。」だったかで、
ナインティナインの岡村さんから、「ガキさん」とはじめて呼ばれた時です。


ある意味、あれでブレークしたと言えます。
それまでなんとなくはっきりしなかったガキさんのキャラクターが、
その愛称をもらったことで、
「ちょっと抜けていて、昭和チックで、愛すべき存在」と、一気に鮮明になりました。
ガキさんの魅力を、一言で言い表した岡村さんには、本当に感謝しても仕切れないですね。


それ以降、昭和キャラや、(当初は)ボケキャラで楽しませてくれました。
その後は、ツッコミ役に転じて?、ガキカメコンビなどで楽しませてくれました。
楽しかったなぁ〜。



■偉大なるサブリーダー


プラチナ時代は、愛ちゃんリーダーをサブリーダーとして支えてくれました。
包み込んで癒すのが信条のリーダーを補佐すべく、
メンバーを叱り、言葉で指導する、
ある意味損な役回りをしっかりと引き受けてくれた(と聞いてます)ことにも感謝。


愛ちゃんとのコンビと言えば、二人になると、愛ちゃんがボケボケになるらしく、
TV東京の深夜のハロプロ枠の番組、「美少女何とか」だったかで、二人で、
オープンカフェ?みたいなところで二人での対談が流れましたが、
愛ちゃんが完全に壊れてて、そんな愛ちゃんを、「だめでしょう」と、
フォローしていた姿が忘れられません。


5期の絆で、娘。をしっかり支えてくれたことに感謝。



■娘。愛の先駆者


ガキさんのもう一つの勲章は、「娘。愛」の先駆者であること。


アイドルになりたくて、歌手になりたくて、娘。に加入したのではなく、
まさに、娘。が好きで、娘。になりたくて、入ってきた最初のメンバーではなかったでしょうか。
(「ソロでデビューはどうかと聞かれて、「娘。じゃないとダメ」とキッパリ答えたオーディション)


今でこそ、ふくちゃんとか、くどぅとか、娘。愛に溢れるメンバーが勢ぞろいですが、
まさに、そういう潮流の第一人者だったのです。


よっすぃの卒業式の言葉、
「私の中のモーニング娘。がいなくなってしまう」は今も語り継がれる明言です。



■意外に潔癖症


もう一つ思い出深いのは、どこまでも純潔で真正面なとこ。


バラエティ番組などで、娘。に対して下ネタを振られたり、
娘。のイメージを崩される類の言葉を言われたりすると、
笑って受け流すのでなく、露骨に嫌な顔(文字通り、苦虫を噛み潰したような顔)をして、
発言者から顔を背けるところが、なんと言うか、仕事忘れていて、ばか正直で、
愛しくなります。


この間の「ブラックバラエティ」でのSMAPの中井君の「彼氏いるでしょ」の執拗な発言に、
「もう、やめて下さい」と、本気で嫌がって怒っている、そんなガキさんを久しぶりに見て、
微笑んでしまいました。


しかし、これからのソロ活動では、もっと免疫が必要かもしれませんね(^^



■卒業後の期待


女優業に専念との意思の固い言葉、頼もしくなります。
可能な限り、晴れ舞台を見に行きます。


また、NHKのラジオなどでの存在感もぴか一でした。
きっと、ラジオ番組のパーソナリティなんかも適役と思いますので、
是非挑戦して下さい。


では、卒業後のガキさんの新しい挑戦に向けて、乾杯!